いつ見ても泣ける!学びがいっぱいのおすすめ映画・洋画編~英語の名言も!

学び - ビジネススキルから楽しみまで

勉強が義務だと感じていたあの頃・・・授業中に机の下に隠した漫画を読むことが上手になったり、授業をサボる理由を友人と考えたり、なんともアホなことに努力を注いだものです。(まぁそれはそれで良い思い出。)

でも実は、学びって、新しい世界への扉なのですよね。

試行錯誤を続けた後の、「わかった!」「できた!」「つながった!」という瞬間!そこには、暗闇に光がぱーっと差し込むような感動があります。

そこで今回は、「学び」がテーマの映画をご紹介します。時に挫折をしながらもチャレンジを続け、道を切り開いていく姿は、何度見ても胸にじーんときます。

それではいってみましょう!

※一部ネタバレあります!映画を見ていない人はご注意~~

リトル・ダンサー(原題:Billy Elliot)

監督:スティーブン・ダルドリー

出演:ジェイミー・ベル、ジュリー・ウォルターズ、ゲイリー・ルイス 他

原題の「Billy Elliot」は、主人公の少年の名前。イギリスの片田舎の炭鉱の町で暮らすビリーが、ふとしたことでバレエの魅力に目覚める。

炭鉱で働くパパは「男は強くあれ!」とビリーにボクシングを習わせたいし、同じく炭鉱で働くお兄ちゃんも、ビリーが”女みたい”にバレエをすることが許せない。

だけどビリーは断固としてバレエをあきらめない。初めての反抗。

そしてビリーのダンスを見たパパは、ビリーの夢を応援することを決意する。炭鉱の男たちを裏切ってでも。

筆者は、この映画の英語タグラインが大好きです。

Inside every one of us is a special talent waiting to come out. The trick is finding it.

私たち一人ひとりの中には特別な才能があって、その開花を待っている。大切なのは、それを見つけることだ。

Billy Elliot

情熱を持ち続けられることを探し当てるのは、簡単ではないです。でも探し続けていれば、ふとした時にそれはやってくるもの。この映画のビリーが、ボクシングの練習の途中で何気なくバレエの練習に参加したように!

ラストシーンの大人になったビリーの姿は、もう本当に、美しい。涙が止まらない~~~。必見です。

スクール・オブ・ロック

監督:リチャード・リンクレイター

出演:ジャック・ブラック、ジョーン・キューザック、マイク・ホワイト 他

ロックへの情熱はすごいが人間性に難ありのギタリスト、デューイ。家賃滞納のため、同居人の彼女に追い出されそうになる。

そこにかかってきた一本の電話。デューイは同居人になりすまし、給料を得るため学校の補充教員の依頼を受ける。

デューイの赴任先は優秀な生徒たちが集まる名門校。口先三寸だけで授業をしないデューイに対して、生徒たちの不満が高まる一方。

そんな中、やる気のない音楽の授業の様子を目にしたデューイの音楽魂に火が点いた!「ロックの授業をするぞ!」最初は戸惑っていた生徒たちも、徐々に音楽の楽しさに目覚め、ロックに夢中になっていく。

デューイはどう考えてもろくでなしなのだが、学びの楽しさを教える存在としては最強!

賢い子ほど、(親が)利が無いと判断したものを排除してしまうから、「よくわからんけど気が付いたら巻き込まれてる」くらいのパワーが必要なのですよね~。

なんてったって、こんな歌を歌わせるのですから。

And if you wanna be a teacher’s pet, well baby you just better forget it,
教師のペットでいたけりゃ、何もかもあきらめな

生徒たちが自分の得意なことで活き活きと動く姿、感情を解放する姿が、なんともすがすがしい!

個人的には、名門校の名を背負う女性校長、ロザリーを応援しながら見ていました。

The parents will be scrutinizing our every move, so I find it’s best to over-prepare.
保護者の方々の目はたいへんシビアでいらっしゃいますので、充分過ぎる準備をお願いします。

わー、鬱憤たまるよね。酔っぱらってくだをまくロザリーの姿はキュートでした。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち

監督:ガス・ヴァン・サント

出演:マット・デイモン、ロビン・ウィリアムズ、ベン・アフレック 他

マサチューセッツ工科大学(MIT)の清掃員として働くウィル・ハンティング。彼は天才的な数学の頭脳を持ち合わせているが、自分の殻に閉じこもり世間に反抗的な態度で毎日を過ごしている。

ある時、MITのランボー教授が黒板に書いた数学の難問をウィルが解いたことから、ランボーがウィルの身元保証人となる。ウィルはランボーの大学時代の友人、ショーンのセラピーを受けることとなる。

実はショーンは亡くなった妻との思い出に囚われており、ウィルは幼少期のトラウマから人に心を開かない。そんな二人がぶつかりながら、互いの傷を乗り越え、次の一歩に踏み出す。

ショーンのセラピーを受けている時のことです。ウィルは自分の知性をひけらかすかのようにショーンを分析し、彼を侮辱しました。

それに対してウィルが返した言葉の一節です。

But I’ll bet you can’t tell me what it smells like in the Sistine Chapel. You’ve never actually stood there and looked up at that beautiful ceiling.

でも君は、システィーナ礼拝堂はどんな匂いがするのか言えないだろう。君は実際にそこに行ったこともないし、あの美しい天井を見上げたこともない。

Good Will Hunting

どんなに高い知性でも、それがただの知識であり、体感や感動と結びついていなかったら、虚しいものだと伝えています。

映画の最後、ウィルは就職を断って旅に出ます。彼は、自分と世界を繋ぐ旅に出たのでしょう。

あなたも、あなたの中に眠っている可能性を引き出す学びと出会い、”あなただけのリアルな感動”を得ることを願っています!

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